研究課題/領域番号 |
08232215
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
金子 克美 千葉大学, 理学部, 教授 (20009608)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ミクロ細孔 / 擬高圧効果 / NOダイマー / NOの還元 / ナノ細孔 / 物理吸着 / 赤外分光法 |
研究概要 |
常温におけるナノスペース中でのNOからのN_2生成 273Kから423KにわたりFT-IRにより気相成分とその濃度の時間変化からRu超微粒子高分散ACF上でのNOの反応を調べた。気相にあるNOのP、Q、Rブランチが反応開始と同時に急激に減少し、反応にNO_2とN_2Oの吸収ピークが現われ、吸収が増大する。ここでNO_2とN_2OのピークがNOのそれに比べて大きいが、吸光係数が100倍以上違うため、発生したN_2O(あるいはNO_2)はNOとの比で表わすと、大きくても0.005にすぎない。NOの吸光度の時間変化を調べると、303Kと323Kでは10分以内に反応がほぼ完了しており、423Kより著しく速い。質量分析によると、NOはN_2になっており、収率としては0.8を超えている。収率と速度ともに、303Kが最大である。また、NOは反応していないが吸着されているものもある。還元分と吸着分とを加えると、303KでのNO除去率はほぼ1となる。今のところO_2は実測されていない。
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