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μ_3-ヒドロキソ配位子を有する四核ルテニウム錯体の反応

研究課題

研究課題/領域番号 08232230
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

大島 正人  東京工業大学, 工学部, 助手 (20223810)

研究分担者 鈴木 寛治  東京工業大学, 工学部, 教授 (30106629)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワードヒドロキソ錯体 / ルテニウム錯体 / アセチレン / アミド錯体 / アルキリデン錯体
研究概要

1.[(η^5-C_5Me_5)Ru(μ_3-OH)]_4とアセチレン類との反応
錯体1とアセチレンジカルボン酸メチルとの反応では、アセチレンジカルボン酸メチル2分子が取り込まれて一方のルテニウムと5員環ルテナサイクルを形成し、他方のルテニウムにルテナサイクルの一部がη^3-アリル型に配位していることが判った。二核錯体が生成することが判った。また、この反応ではルテナサイクルのα位には架橋ヒドロキソ配位子に由来すると考えられる酸素原子が導入されていることもわかった。
2.[(η^5-C_5Me_5)Ru(μ_3-OH)]_4と第一アミン類との反応
錯体1と第一アミン類との反応では三核錯体を生成することが判った。三核錯体はいずれも三核ルテニウム面の一方に三重架橋オキソ配位子、他方に三重架橋アミド配位子を持ち、架橋ヒドリドが1つあることが判った。また、1にナトリウムアミドを作用させると三核ルテニウム両面に三重架橋アミド配位子を持つビスアミド三核錯体が同時に生成することが判った。
3.[(η^5-C_5Me_5)Ru(μ-H)(μ-OC(=O)CF_3)]_2(2)と1,1-ジハロアルカン類との反応
カルボキシラト架橋二核錯体2に塩基の存在する反応条件下で1,1-ジハロアルカン類を作用させると二核アルキリデン錯体が生成することがわかった。いくつかの基質や反応条件を検討し、錯体2は塩基存在下で一般に反応性が向上することがわかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大島正人、小林稔、田中正子、鈴木寛治: "Synthesis and Structure Dethemination of an Oxygen-Functionalized Ruthenacylck: Inteamolecular Attack of Coordinated Hydroxide on an Acetylenic Ligand" Chem.Lett.921-922 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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