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複数の能動的カメラを用いた人の動きの検出とリアルな仮想世界の提示

研究課題

研究課題/領域番号 08234216
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

谷内田 正彦  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (20029531)

研究分担者 八木 康史  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (60231643)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード能動的カメラ / マルチカメラ / 動画像処理 / 3次元運動推定 / 動物体追跡 / 最適カメラ決定 / 人物追跡
研究概要

本年度は昨年度作成した能動的カメラシステムを用いて、人物の検出クローズアップのための最適カメラの決定と対象の追跡を行なった。
(1)最適カメラの決定と対象の検証
昨年度は、パン角、チルト角、ズ-ム比などを制御できる能動的カメラを用いて、人物像の検出と、そのクローズアップ処理を試作した。この処理により、顔、手、体全体を信頼性よく、且つ効率的に求めることができる。そこで、体の各部位が求められると、それらの動きを検出するのに最適な方向のカメラを決定する。部位ごとに評価基準が異なるが、例えば、顔や目の場合、正面に近い方向のカメラが最適となるので、各カメラで得られた顔領域のアスペクト比を求めてその大きいもの(横・縦比が大きい)を最適方向とする。最適なカメラが決まれば、カメラを制御して各対象をクローズアップして撮像し、入力された画像が確かに求めている対象であるかを検証した。
(2)対象の追跡とその3次元運動の算出
選択されたカメラが対象の動きに追従して、常に対象が画面の中央に大きくクローズアップされて写るようにパン角、チルト角、ズ-ム比をカメラエージェントが制御して対象を追跡した。また、追跡すると同時に、対象の画面内での見かけの動きや、カメラの動きから、仮想世界の提示システムのフィードバックとなるように、対象の3次元的な動きを算出した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 岩井 儀雄: "単眼動画像からの手の3次元運動と位置の推定" 電子情報通信学会論文誌. J80-D-II. 44-55 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺 賢: "カラーグローブを用いた指文字の決定木による認識" 画像の理解・シンポジウム講演論文集. II. 61-66 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshio IWAI: "Gesture Recognition Using Colored Glves" International Coference on Pattern Recognition. 1. 662-666 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshio IWAI: "Gesture Recognition by Using Colored Gloves" IEEE International Conference on Systems,Man and Cybernetics. 1. 76-81 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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