配分額 *注記 |
171,200千円 (直接経費: 171,200千円)
1998年度: 52,700千円 (直接経費: 52,700千円)
1997年度: 47,000千円 (直接経費: 47,000千円)
1996年度: 71,500千円 (直接経費: 71,500千円)
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研究概要 |
「セラミック超塑性」ではセラミック材料の超塑性現象に関する基礎データの収集ならびに超塑性変形機構の解明,さらに新たなセラミックス材料の加工成形技術の開発を目指してきた.計画研究期間平成8年〜平成10年度において,ファインセラミックス材料の超塑性現象を,「結晶粒界塑性」という新しい立場から解析を行い,セラミック材料の超塑性における粒界の役割や変形機構を解明し,また超塑性を利用したセラミックスの全く新しい加工技術の基盤となるデータを蓄積した.本グループの研究成果は,(1)国際シンポジウムPRICM-3,特定セッション"Superplasticity and Superplastic Forming",(2)国際シンポジウム"Towards Innovation in Superplasticity I・II",(3)特定領域研究公開報告会「超塑性の新しい展開」等の会議において公表した.本研究グループの研究成果は国際的にも高く評価されており,特に粒界微細構造という立場からのアプローチについては本領域で初めてもたらされた成果として認識されている.
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