研究分担者 |
小松 高行 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (60143822)
小池 康博 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60161840)
伊藤 太一郎 大阪府立大学, 工学部, 教授 (10081366)
小柳 剛 山口大学, 工学部, 助教授 (90178385)
梶川 武信 湘南工科大学, 工学部, 教授 (30247324)
海部 宏昌 東京都立大学, 工学部, 助手 (40224331)
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配分額 *注記 |
95,500千円 (直接経費: 95,500千円)
1998年度: 31,500千円 (直接経費: 31,500千円)
1997年度: 28,000千円 (直接経費: 28,000千円)
1996年度: 36,000千円 (直接経費: 36,000千円)
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研究概要 |
「熱電的性質」に関しては,縮退した熱電半導体であるSb添加Mg_2Siをとりあげ,傾斜構造形成に必要な組織・組成制御のためのホットプレス焼結技術を確立し,性能指数向上のための熱起電力,導電率,および熱伝導率に関する基礎的データを体系化した(梶川)。放電プラズマ法を用いて,組成傾斜したSiGeセラミックスを作製し,粒界における組成制御から熱電変換性能を検討した(小柳)。「光電的性質」の「発光」に関しては,スピネル型及びその関連層状構造をもつ酸化物を対象に付活剤濃度の傾斜により発光・非発光に伴うエネルギー移動,緩和機構について解明した。また,構造の次元性からスペクトル形状が制御され,「光の閉じこめ」効果の重畳した多色性発光体の創製できることを明らかにした。(遠藤)。「伝送」に関しては,界面ゲル重合法により屈折率分布の傾斜した全フッ素化ポリマー光ファイバーを作製し,高調波での光伝達機能の最適化を図った(小池)。テルライト系ガラスの結晶化に伴う屈折率傾斜を利用して,新たに線形・非線形光学特性をもつガラスセラミックスの作製と評価を行った(小松)。「受光」に関しては,酸化亜鉛などの膜組織を傾斜化させ,光吸収率やポテンシャル場などを連続的に変化させたCuInSe_2系複合薄膜太陽電池の作製と評価について検討した(伊藤)。
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