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一次構造が精密に制御されたテロマ-のリン脂質への導入

研究課題

研究課題/領域番号 08246222
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関富山大学

研究代表者

北野 博巳  富山大学, 工学部, 教授 (40115829)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードイニファータ- / テロマ- / 温度応答性 / レクチン / ブロックポリマー / ラジカルリビング重合
研究概要

流動性と規則性を併せ持つ機能性材料の開発をめざし、脂質を種々の化合物で修飾した機能性二次元膜を得る試みが進められている。そのひとつとして、種々のテロマ-を頭部に担持させた脂質分子を調製する試みがある。しかしながら得られた脂質膜の機能を十分に発揮させるためには、導入するテロマ-の重合度の制御が必要である。本研究では、重合開始・連鎖移動・停止機能を同時に有するベンジル-N,N-ジエチルジチオカルバメート(BDC)基を担持した脂質型イニファータ-を用いて、ラジカルリビング法により糖担持モノマーや情報応答性モノマーを重合し、得られた新規脂質の特性解析を行った。その結果、それぞれ異なる情報応答性を示す複数のテロマ-ブロックを導入した脂質が得られた。温度応答性モノマーであるN-イソプロピルアクリルアミドと糖担持モノマーである2-メタクリロイルオキシエチル-D-グルコピラノシドをランダムあるいはブロックで導入した脂質では、レクチン(コンカナバリン A)による認識には余り違いがなかったが、温度応答性は、ブロックで導入した場合のほうがはるかに明確であり、モノマーを任意にブロックとして導入することの有用性が示された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Nozaki,Maeda,Kitano: "Cyclodextrin Gels Which Have a Temperature Responsiveness" J.Polym.Sci.,Polym.Chem.(印刷中). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Kitano,Maeda,Yamamoto,Izumida: "Thermalogsin-catalyzed peptide synthesis in agneons polymer turn plese systems" Macromol.Chem.Phys.197. 4173-4181 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Kitano,Kawabata,Muramoto: "Polymer Microspheres Preprred initl a Marninitiater 2" Macromal.Chem.Phys.197. 3657-3666 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 柿木,前田,長谷川,北野: "Kinetics of Association Processes of D-Fruntose Dehydrogenase" Polym.Bull. 37. 407-414 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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