研究課題/領域番号 |
08248108
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山中 浩明 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (00212291)
|
研究分担者 |
岩田 知孝 京都大学, 防災研究所, 助手 (80211762)
纐纈 一起 東京大学, 地震研究所, 助教授 (90134634)
香川 敬生 (財)大阪土質試験所, 課長
瀬尾 和大 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (30089825)
|
研究期間 (年度) |
1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
|
キーワード | 兵庫県南部地震 / 人工地震探査 / 基盤構造 / 地盤震動 / 余震観測 |
研究概要 |
本研究により得られた成果は以下のとおりである。 1)人工地震記録の走時解析[全員] 本研究の準備段階として、1995年12月に爆破地震動研究グループにより実施された人工地震を神戸市から阪神地区に至る間で観測を行った。得られた観測記録の整理を行い、P波初動および後続位相の走時解析を行い、いくつかの測線でP波速度の2次元構造を求めた。 2)3次元速度構造の推定[香川、岩田、纐纈] 1)で述べた初動走時データからタイムタ-ム法により神戸・阪神間の3次元基盤構造を推定した。また、微動アレイ観測も行い、地下構造データの蓄積が行われた。さらに、これらのデータに大阪平野の地下構造に関する既存のデータを加えて、新たに大阪平野の3次元速度構造モデルの構築が行われた。 3)余震観測と地震波の伝播特性評価[山中、瀬尾、岩田] 神戸市東灘区住吉川沿いに余震観測を行った。得られた余震記録の解析から地盤増幅特性の空間的分布、基盤構造、堆積層により生じた表面波の伝播に関する検討を行った。
|