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都市内高架橋の耐震性能の評価と動的映像化

研究課題

研究課題/領域番号 08248211
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関横浜国立大学

研究代表者

池田 尚治  横浜国立大学, 工学部, 教授 (60087228)

研究分担者 山口 隆裕  横浜国立大学, 工学部, 助手 (10143736)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1996年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
キーワード耐震性能 / 鉄筋コンクリート橋脚 / 靭性 / 準動的載荷 / 動的映像 / 都市直下地震
研究概要

準動的載荷によるオンラインハイブリッド地震応答実験にビデオ撮影システムを組み込んだ方法を用いて、先般の兵庫県南部地震によって記録された地震波による高架橋の耐震性能を動的に把握し、種々の構造形式の耐震性能の評価を行った。また、耐震補強された橋脚の耐震性能の評価も合わせて行った。この研究手法は本研究代表者と分担者とが開発したものであって、他で見ることはできない。実験結果をビデオテープに収めてあるために、誰にでも容易に地震時の動的挙動を観察することができ、都市内高架橋の耐震対策を考える上で極めて有用なものと思われる。従来の実験システムでは、ビデオ撮影に多大の時間を要するために、15秒間の地震波を作用させる地震応答実験に約8時間を要することとなっていた。したがって、このままでは多くの種類の供試体の実験を行うことが困難であった。そこで本研究では、まず、この点の改善に着手し実験の合理化を図った。改善の方法としては、地震波時間における0.03秒間隔でのビデオ撮影とタイマー表示のソフトウェアを見直して所要時間の短縮を図ることができ、また、鮮明な画像を得ることができた。
載荷実験としては、鉄筋コンクリート橋脚および耐震補強された橋脚を対象として、フーチングに固定された単柱供試体を用いて神戸海洋気象台の地震波等による供試体の地震時の動的破壊挙動を生起させた。これをビデオシステムで撮影し記録した。この実験によって阪神地区における各種の高架橋の地震時の破壊状況を検証し、設計方法の良否を評価できた。また、耐震補強を施した場合の耐震性能の評価と検証も行った。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 池田尚治: "都市高架橋の耐震補強とその評価" 第1回都市直下地震災害総合シンポジウム論文集. 189-192 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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