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活断層における地震発生の数値モデリング

研究課題

研究課題/領域番号 08248220
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

平原 和朗  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40165197)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード活断層 / 内陸地震 / 地震サイクル / 数値モデリング / 直下型地震 / 摩擦構成則
研究概要

1995年1月に発生した兵庫県南部地震を生じた、淡路・六甲断層系活断層および有馬高槻構造線を具体例にして、都市直下の活断層における、地震発生の物理モデルを、岩石実験から得られた摩擦の構成則を用いて構築し、活断層における応力蓄積および地震発生のプロセスを数値的にシミュレートして、都市における災害の軽減に向けるため、以下の研究を行った。
1.断層における摩擦パラメータの分布を調べるため、兵庫県南部地震の震源過程を詳細に調査した。断層をセグメントに分け、各セグメントにおける破壊時刻とすべり量の分布を、強震観測データ・測地データの同時インバージョンにより求めた。
2.断層における摩擦パラメータを決定するため、断層近傍に展開された稠密GPS観測データを解析して、兵庫県南部地震後1年間にわたる、余効変動の時空間パターン及び時定数を、3つのモデル(時間について指数、対数、べき乗型の関数形)を用いて詳細に検討した
3.活断層に発生する内陸直下型の地震発生を再現する、摩擦構成則を用いた地震発生サイクルの3次元シミュレーションシステムに必要とされる諸条件を調査し、摩擦構成則を導入する実際のアルゴリズム、摩擦パラメータ分布および断層の幾何学・境界条件を決定した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Hirahara,K.: "GPS observations of post-seismic crustal movements in the focal vegion of the 1995 Hyogoken Nanbu Earthquak-Stafic and real-time kinenatic GPS observations" Journal of Physics of the Earth. 44. 301-315 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Horikawa,H.: "Simultaneous inversion of geadetic and Strong-motion data for the source process of the Hyogo-ken Nanbu,Japan,Earthquak" Journal of Physics of the Earth. 44. 455-471 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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