研究課題/領域番号 |
08249105
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
北川 禎三 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40029955)
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研究分担者 |
木村 榮一 広島大学, 医学部, 教授 (30034010)
西野 武士 日本医科大学, 教授 (40094312)
森島 績 京都大学, 工学部, 教授 (50026093)
井口 洋夫 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 名誉教授 (00100826)
渡辺 芳人 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (10201245)
伊藤 光男 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 所長 (20013469)
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研究期間 (年度) |
1996 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
43,100千円 (直接経費: 43,100千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 11,600千円 (直接経費: 11,600千円)
1998年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1997年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
1996年度: 14,200千円 (直接経費: 14,200千円)
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キーワード | 生物無機化学 / 金属タンパク / 金属核酸錯体 / 小分子の活性化 / 生体エネルギー変換 / 光合成 / 金属酵素 / 生体情報変換 / 生体分子科学 / 構造生物学 / 分子生物学 / 金属タンパク質 / 金属核酸 / 人工変異タンパク質 / 分子認識 / 生体金属 / 生体エネルギー / 生体情報伝達 / 小分子活性化 / 生体無機化学 |
研究概要 |
本特定領域研究は次のA-Dの4主要項目に沿って班を構成する一方、班横断的な共同研究プロジェクトを10本余り立て研究を進めた。A)生体エネルギー変換における金属イオンと蛋白質の役割、B)生体金属による小分子の活性化、C)金属タンパク質による情報変換、D)生体金属による遺伝子発現制御。各研究者は班という縦糸とプロジェクトという横糸で結ばれるようにして、各グループ単独では得られないレベルの高い成果を共同研究を通して得ることを目標としてきた。それにふさわしい成果の取りまとめ方として、次の考え方で事を進めた。1)A)〜D)の各班の特筆すべき成果を班長が英文でまとめ、共同執筆の原稿として、Journal of Biological Inorganic ChemistryのNews and Topicsの欄に掲載する。2)全班員にまとめ報告書を書かせ、班を中心にまとめる日本語の報告書をつくる。3)プロジェクトのリーダーを中心に本研究班員の主な研究の考え方と成果をまとめたミニレヴュー集を英語で書いてもらう。その原稿と一般班員のオリジナル研究論文とでJournal Inorganic BiochemistryにSpecial issueを発刊してもらう。2つのタイプの論文はそのジャーナルの正規のレフェリーシステムに従って検閲されたので、本特集号に掲載されなかった論文もいくつか出たが、最後まで本研究班の厳しい方針は貫いた。他の分野の研究者や一般市民にも本特定領域研究の成果を知らせるため、『大学と科学』公開シンポジウムに応募し、採択された。総括班の評価委員の先生に司会役をお願いし、講演者は本研究班の班員から選んで『生物と金属:金属イオンの生体内で働く仕組み』と題する講演会を大手町の日経ホールで開催した。会場は満員になり討論も活発で成功裡に終了した。
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