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アジア環境経済モデル構築へ向けた食料需要構造の社会システム工学的分析

研究課題

研究課題/領域番号 08255222
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

中村 泰人  京都大学, 工学研究科, 教授 (60025963)

研究分担者 松村 寛一郎  (株)三和総合研究所, 国際経営開発部, 研究員
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード食料需要量 / 農業生産量 / 気候変動 / 食料生産 / コブダグラス型生産関数 / システムダイナミックス / 環境経済モデル
研究概要

アジア地域の経済発展に伴う生活水準の向上により、食生活の改善がめざましい。しかしながら、食生活の改善は食料需要量の増大を引き起こし、例えば1995年より世界最大の穀物輸出国であった中国が、穀物輸入国に転じようとしている。また一方では、アジア地域の急速な工業化に伴う優良農地の消滅による農業生産量の伸びの鈍化がみられる。今後のアジア地域の発展を考えていく上で、食料需給面、環境問題、経済問題、およびこれらの相互関係を考慮したアジア環境経済モデルを構築することが必要でる。現在まで、環境分野、経済分野、それぞれの分野においては、深く研究が行われているが、特に経済と環境を有機的に関連づけた研究成果はあまり例をみない。本研究は、これら人間活動を説明するために様々な分野で深く行われている研究領域を有機的に結合する研究である。
経済発展に伴い消費行動は変化する。必ずしも所得の増大が食料消費量の増大を招くわけではない。所得と消費行動の関連についての資料を収集、および分析を行う。環境変化と食料生産は密接な関連をもっている。過去の環境変化(気候変動)と食料生産との関連について、地域ごとに分析する。また、基本データ収集を行い、コブダグラス型生産関数を構成する資本ストックおよび労働投入量間の関係式を推計する。環境・食料・経済を構成要素としたシステムダイナミックス手法を用いたアジア環境経済モデル構築を試み、過去を再現可能なモデルを構築する。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松村寛一郎: "日本食料需要モデルの構築" 環境科学会誌. 10. 21‐28 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 松村寛一郎: "アジアにおける地域間移動を考慮しない食料需給" 環境科学会1996年会講演要旨集. 269‐270 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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