• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

開発途上国向け石炭の同時脱硫脱灰プロセスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08255232
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

上山 惟一  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10092149)

研究分担者 松方 正彦  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (00219411)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード石炭 / 同時脱硫脱灰 / 脱硫 / 脱灰 / カラム浮選
研究概要

山元で行える安価で簡便なコールクリーニングプロセスとしてカラム浮選方に注目し、カラム浮選成績と石炭の表面物性評価法であるフィルム浮選成績との相関関係を検討している。フィルム浮選成績に応じたカラム浮選プロセスの装置設計や操作指針が与えられれば、炭種に応じたカラム浮選プロセスの構築が可能となる。
前年度までに瀝青炭である大同炭、エンシャム炭およびイリノイ炭についてフィルム浮選成績とカラム浮選成績との比較を行い、疎水性強化剤であるケロシンの添加効果が炭種により大きく異り、フィルム浮選成績だけでカラム浮選成績を予測し得ないことを見出した。
今年度は無煙炭であるホンゲイ炭および山西炭について同様の実験的検討を行ったところ、炭種によりケロシン添加効果が大きく異るものの、フィルム浮選成績とカラム浮選成績は良好な一致をみた。これは無煙炭においては炭素質と鉱物質との単体分離性が良いこと、および無煙炭の炭素質は芳香族炭素を多く含んでいることによると思われるが、詳しい機構については今後の課題と考えている。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi