研究課題/領域番号 |
08265103
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
田原 榮一 (川原 榮一) 広島大学, 医学部, 教授 (00033986)
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研究分担者 |
横崎 宏 広島大学, 医学部, 講師 (10200891)
安井 弥 広島大学, 医学部, 助教授 (40191118)
松本 邦夫 大阪大学, 医学部, 助教授 (90201780)
加藤 洋 癌研究所, 病理部, 部長 (20010473)
井藤 久雄 鳥取大学, 医学部, 教授 (60127610)
広橋 説雄 国立がんセンター研究所, 副所長 (70129625)
佐々木 博己 国立がんセンター研究所, 分子腫瘍学部, 室長 (60235265)
磯村 実 癌研, 癌化学療法センターゲノム解析研究部, 研究員 (40272497)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
118,500千円 (直接経費: 118,500千円)
1999年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
1998年度: 37,000千円 (直接経費: 37,000千円)
1997年度: 37,000千円 (直接経費: 37,000千円)
1996年度: 37,000千円 (直接経費: 37,000千円)
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キーワード | 6-16 gene / apoptosis / CIB / Bcl-2 / caspase-3 / cytochrome c / 5-FU / cycloheximide / ヒト消化器がん / 6-16遺伝子 / c-ERBB2遺伝子 / β-カテニン / Tcr / lef / HGF / アポトーシス / インターフェロン / c-erbB-2 / カドヘリン / カテニン |
研究概要 |
インターフェロン誘導遺伝子6-16は、細胞の老化に伴い発現が増加し、また胃癌、大腸癌の腫瘍細胞で高発現し、その上、様々なストレスによっても発現が増加してくる。一方、6-16は、サイクロヘキシミド、5-FU、無血清条件下において誘導されるアポトーシスを抑制し、その機構は、caspase-3活性に依存し、ミトコンドリアからのチトクロム_cの放出を抑制していることが明らかとなった。即ち、6-16は、ミトコンドリアに局在し、新しいミトコンドリアに関連したアポトーシス抑制蛋白質であることが明らかにされた。また6-16蛋白質は、Yeast Two-Hybrid法からCIB(Calucium-Integrin Binding Protein)と結合する。CIBは、Bcl-2と結合し、アポトーシスを促進する蛋白質である可能性があり、6-16とCIBさらにはBcl-2蛋白質ファミリーのバランスでアポトーシスを調節している可能性が考えられた。現在、6-16とCIBのノックアウトマウス、トランスジェニックマウスの作製により、個体レベルでの解析を行なっている。
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