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カルシウム感受性外向き整流性クロライドチャネルの構造・機能相関

研究課題

研究課題/領域番号 08268218
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

内田 信一  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (50262184)

研究分担者 河崎 雅暢  東京医科歯科大学, 医学部, 日本学術振興会特別研
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードORCC / CFTR / CIC-3 / cAMP / CIC-5 / patch-clamp / Antisense
研究概要

これまで多くの報告が示すように外向き整流性クロライドチャネル(ORCC)とCFTRとは機能的に共役することが示されていたが、このORCCの1次構造が明らかにされていなかったため、分子レベルでの解析は行えなかった。しかし、今回、申請者らはpatch-clamp法による機能解析を行った結果、CIC-3,-5はORCCであることを示した。(Neuron,1995;JBC,1996)。ORCCであるCIC-3とCFTRとの共役機構解明のため、CFTRとCIC-3とを安定的に共発現する細胞系を樹立した。この発現細胞に対しpatch-clamp法による機能解析を行い、CIC-3 ORCCのcAMPに対する制御機構の変化を明らかにした。人の生体、特に気道上皮で機能的に存在するかを調べるためCIC-3 antisense阻害実験を人の気道上皮細胞に対し行った結果、CIC-3 ORCCは生体内でも機能していることを示唆した。また、CIC-3 cRNA probeにてin situ hybridizationを行い、肺、腸、膵の分泌上皮細胞に局在することを示した。以上の内容は現在投稿中である。現在、CFTRと機能的に共役してチャネルの整流性に関与する部位を特定すべく、CIC-3変異導入遺伝子の発現実験を行う予定である。一方、CIC-5を安定的に発現した細胞系を用いて、single channel levelでの機能解析を施行中である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Sakamoto,H.Kawasaki,M.Uchida,S.et al.: "Identification of a new outwardly recfifying CI channel that belongs toosub family of the CIC CI channels." J.Biol.Chem.271. 10210-10216 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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