研究課題/領域番号 |
08269218
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤木 幸夫 九州大学, 理学部, 教授 (70261237)
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研究分担者 |
田村 茂彦 九州大学, 理学部, 助手 (90236753)
原野 友之 九州大学, 理学部, 助手 (80037275)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1996年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | ペルオキシソーム / ペルオキシソーム形成因子 / RINGフィンガー / 亜鉛イオン / 蛋白質-蛋白質間相互作用 / 部位変異体 / CHO変異細胞 / ペルオキシソーム欠損症 |
研究概要 |
私達はTatの細胞内選別輸送とその制御機構を、それに関与する細胞質因子の同定を含めた分子レベルでの解明を目的として、Tat依存性薬剤感受性などの表現型を示す細胞株の樹立を検討した。はじめに、gpt(hypoxanthine-guanine phosphoribosyl transferase)遺伝子の上流にHIV-LTRを繋ぎneo耐性遺伝子を含む発現カッセトを作製し、gpt欠損ヒトCEM由来細胞変異株A3.01にトランスフェクションしstableなtransformantの分離をG418存在下で試みた。つぎに、得られたG418耐性細胞に対し、SRαプロ-モーターの下流にtat遺伝子を挿入、かつブラストシジン耐性遺伝子をもつプラスミドを導入し、ブラストシジン耐性クローンを分離後、6-チオグアニン存在下での細胞の増殖が抑制されるクローンの分離を検討した。その結果、いくつかの6-チオグアニン感受性細胞株が得られたので現在、Ro24-7429などTatアンタゴニストを用いてこれら細胞の表現型の変化(6-チオグアニン感受性から耐性への変換)を調べ、分離された細胞株の有用性を検討している。
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