• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

Single-cell PCR法による電位依存性カルシウムチャネル分布の検討

研究課題

研究課題/領域番号 08270242
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関岡崎国立共同研究機構

研究代表者

井本 敬二  岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 教授 (00176512)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードカルシウムチャネル / 脳スライス / パッチクランプ / カルシウムイメージング / PCR
研究概要

カルシウムイオンの主要な流入経路である電位依存性カルシウムチャネルであり,脳には数種のタイプのカルシウムチャネルが発現していることが知られている.しかしこれらのカルシウムチャネルのサブタイプや機能的意義についてはほとんど検討がなされていない.この点を子規らかにするために,カルシウムチャネルノックアウトマウスの作製を行った.
まず数種のカルシウムチャネルα1のサブユニットの遺伝子をクローン化し遺伝子の解析を行った.そのうちのあるものについては,ベクターに組み込みES細胞への導入を行ったが,遺伝子導入に成功せず近接した遺伝子のクローンを行っている.また他のものについては,最近使用が可能となった条件付きノックアウト用のベクターを使用する準備を進めている.また,電位依存性カルシウムチャネル以外のカルシウム流入経路の解析も平行して進め,非電位依存性カルシウムチャネルと考えられるタンパクのファミリーのcDNAクローニングを行い,現在までに数種のクローンを得ている.さらにこれらのタンパクノノックアウトを計画中である.
一方測定技術の改善の手始めとして,マウスの脳スライスを用いた電気生理学的測定およびカルシウムイメージングをおこなうシステムの構築を行い,ラットの脳スライスとほぼ同様のデータを得つつある.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Schlief T,Schonherr R,Imoto K,Heinemann SH: "Pore properties of rat brain II sodium channels mutated in the selectivity filter domain" Eur Biophys J. 25. 75-91 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi