研究課題/領域番号 |
08271226
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
塩坂 貞夫 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (90127233)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 蛋白分解 / ニューロプシン / 神経回路 / 海馬 / 免疫組織化学 |
研究概要 |
神経回路の形成過程は多種多様な機能蛋白質が関与しており、細胞と細胞及び細胞と細胞外マトリックスの相互関係が軸索伸長・シナプス結合・シナプス固定及び離反等に極めて重要な意義を持つと考えられている。そこで本研究ではニューロプシン蛋白質の神経回路形成への直接関与を調べるため、平成8年度は次の実験を企画した。ニューロプシンmRNAの発現パターンにより胎生期の脳発達に本蛋白が重要であることを示唆された(Neurosci.Res.23(1995)345-351)ため、神経回路発達にニューロプシンが直接的に影響を与えているか否かを調べる目的で、ニューロプシン抗体(モノクロナール)を用い、“ニューロプシン蛋白質"の経時変化を中心に検討した。その結果、成熟マウス海馬のCA1,3領域の錐体細胞にニューロプシン免疫反応産物を認めた。反応産物は細胞体及び軸索突起に認められたが現在の所、どの微細構造に一致しているかどうかまでは確認できていない。今後、(1)初期発生の各ステージにおけるニューロプシンの動態を上記抗体を用いた免疫組織化学によって経時的に観察する。その際、電子顕微鏡を用いてシナプス領域を中心に観察する。(2)脳の切断等によって神経突起の伸展を阻害した際のそれらの発現を同様にin situハイブリダイゼーション、免疫組織化学法によって検討する。
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