研究課題/領域番号 |
08301025
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
江原 武一 京都大学, 教育学部, 教授 (00012568)
|
研究分担者 |
笹森 健 青山学院大学, 文学部, 教授 (60082632)
前平 泰志 (前平 康志) 京都大学, 教育学部, 助教授 (70157155)
天野 正治 筑波大学, 教育学系, 教授 (50000055)
小林 順子 清泉女子大学, 文学部, 教授 (20089288)
江渕 一公 (江淵 一公) 放送大学, 教養学部, 教授 (60036845)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1997年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1996年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
|
キーワード | 多文化教育 / 公教育 / 比較教育学 / エスニシティ |
研究概要 |
本研究は多文化教育について、先進的な主要国(米、加、英、独、仏、豪)の公教育におけるエスニシティ(民族性)への対応を中心に、その実態や理念的・政策的・実践的諸問題を系統的、総合的に研究するとともに、わが国におけるこの分野の実状と教育課題を体系的に分析、検討することにより、総合的な比較研究の観点から、多文化教育の可能性と限界を明らかにし、さらに転換期にあるわが国の公教育の将来像を構築するための基礎的な知見を得ることを目的としている。 平成8〜9年度の2年間にわたる共同研究の成果を、研究成果報告書『多文化教育に関する総合的比較研究-公教育におけるエスニシティへの対応を中心に-』として刊行した。この報告書の目次は次のとおりである。[I部公教育における多文化教育の展開]序章公教育における多文化教育の展開、1章アメリカの公教育における多文化教育の実態と変遷、2章多文化社会に対するカナダの教育政策の概観、3章イギリスの多文化教育の展開、4章ドイツにおける異文化間教育の発展、5章フランスにおける多文化教育の展開、6章オーストラリアにおける多文化教育の展開、7章日本の多文化化と公教育の対応、[II部多文化教育の諸問題]1章カナダにおけるメトロポリス・プロジェクト、2章オーストラリアにおけるエスニック・グループに対する教育行政、3章多民族に対応する言語教育政策に関する一考案、4章ニューカマ-の子どもの学校教育、5章日本におけるイスラーム教徒の教育問題、6章日本の公立小学校における外国語教育の可能性。
|