研究課題/領域番号 |
08303006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中野 一新 京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40025193)
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研究分担者 |
久野 秀二 北海道大学, 農学部, 助手 (10271628)
冬木 勝仁 東北大学, 農学部, 助教授 (00229105)
溝手 芳計 山口県立大学, 社会福祉学部, 助教授 (00174053)
村田 武 九州大学, 農学部, 教授 (70030161)
岡田 知弘 京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (60177053)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | WTO / アグロ・フード・システム / アグリビジネス / 農業構造調整 / 農業政策 / 農産物貿易 / アグロ・フード、システム |
研究概要 |
1. WTO体制下の各国農業、アグリビジネス、農業・食料政策の動向を探るために、関連文献・資料・統計を収集し、その分析を行った。その成果として、研究代表者及び研究分担者を中心に、Brewster KneenのInvisible Giant:Cargill and Its Transnational Strategies(『カーギル』大月書店、1997年)とBrian GardnerのEuropean Agriculture policies,production and trade(『ヨーロッパの農業政策』筑波書房、1998年)を翻訳、出版した。 2. WTO体制下における日本の農業およびアグリビジネスの実態を知るために、北海道道央地域及び東海地域での現地調査を実施した。その成果は、『北海道農業実態調査中間報告』及び『東海地域におけるアグリビジネスおよび農業実態調査中間報告』として出版した。 3. 研究代表者が編者となって、これまでのアグリビジネス研究の成果を『アグリビジネス論』(有斐閣)として、1998年1月に出版した。本書の執筆者のほとんどが、本科学研究費補助金プロジェクトの研究分担者である。同書では、本研究の役割分担に基づき、北アメリカ-ラテンアメリカ、ヨーロッパ-アフリカ、日本-アジアの3部構成とし、各地域におけるアグリビジネスの展開状況とアグロ・フード・システム及び農政の比較研究を行った。 4. さらに、その後の研究の成果を、本科学研究費補助金最終報告書としてまとめた。本報告書では、多国籍アグリビジネスの経営戦略や技術開発戦略、企業内貿易と農産物貿易、EUや日本の新たな農政改革の動向、農家や農業団体の構造変化などについて、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本の各地域ごとに最新の状況を明らかにしえた。
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