研究分担者 |
横田 佳之 九州大学, 数理学研究科, 講師 (40240197)
大山 淑之 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (80223981)
作間 誠 大阪大学, 理学部, 助教授 (30178602)
金信 泰造 大阪市立大学, 理学部, 助教授 (00152819)
松本 幸夫 東京大学, 数理科学研究科, 教授 (20011637)
|
研究概要 |
本科学研究費は、下記の国際研究集会の開催のために使用された。 第5回日本数学会国際研究集会:結び目理論(主催:日本数学会、共催:早稲田大学) 期間:International Conference/Workshop 1996年7月22日〜26日/29日〜31日 参加者数:183名(内訳:国籍ではなく、所属機関の所在地による) Australia 3,Canada 3,France 4,Germany 4,Italy 1,Japan 140,Korea 2,Russia 6,Spain 2,Switzland 1,U.K.5,U.S.A.12. 前半のConferenceでは、plenary sessionにおいて19の45分講演が、また3会場に分かれたparallel sessionにおいては飛び入りを含めて57の20分講演が行われた。典型結び目・空間グラフ・4次元結び目・3次元多様体等々多方面にわたり最新の話題が発表され、最近の結び目理論の発展ぶりを窺わせる集会となった。 後半のWorkshopでは、C.MaA.Gordon,Louis H.Kauffman,De Witt Sumnersの3教授による3時間のレクチャーと、6名の日本人による1時間のレクチャーが行われた。 これらの講演の内容(アブストラクト)は、研究成果報告書に収録してある。 また、Conferenceにおける講演のうち43は Proceedings of Knots'96,World Scientific Publishing Co. として、1997年4月に、Conferenceにおける講演2つとWorkshopにおける8つの講義はLectures at Knots'96,World Scientific Publishing Co. として、1997年5月に出版される。 会期を通して海外の研究者との活発な交流がなされ、国内の結び目理論研究のより一層の活発化と、次世代研究者の育成という目的も十分に達成された。
|