研究課題/領域番号 |
08305003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
阿部 博之 東北大学, 総長 (00005266)
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研究分担者 |
高木 敏行 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (20197065)
白鳥 正樹 横浜国立大学, 工学部, 教授 (60017986)
坂 真澄 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20158918)
大谷 隆一 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (50025946)
青木 繁 東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (90016436)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
1998年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1997年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1996年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | 抵抗率 / 透磁率 / 磁気AE / 渦電流 / 材料力学 / ひずみ / 応力 / 劣化 |
研究概要 |
1. 磁場下の固体材料の変形を支配する基礎式を導き,材料の弾性的性質と磁気的性質の相互作用を理論的に明らかにした。 2. 電磁気を応用した非破壊検査手法の高度化を対象とした三次元電磁界解析手法の開発,電気機器の磁界解析を対象とした有限要素法を用いた解析手法の改良,多層構造体の電磁場解析を対象とした境界要素法を用いた解析手法の開発を行った。 3. 種々の応力下において励磁電磁石周辺の磁束密度分布を計測し,応力感度の観点から適切なセンサ位置の検討を行った。また磁気異方性検出による残留応力測定の高精度化を行った。 4. 材料の組織・劣化評価のための高感度磁気センサと信号処理手法の開発ならびに単一き裂の高感度非破壊評価を狙った近接端子を用いた直流電位差法の開発を行った。 5. 磁歪効果について詳細に検討し,同効果を利用した応力計測手法を開発した。 6. 磁性箔・膜による非磁性材の表面応力測定法を開発した。 7. 鋼線材やワイヤロープの応力および劣化を評価する磁気的手法を開発した。 8. 材料組織と磁気的性質の関係について検討し,バルクハウゼンノイズ,磁化過程AE,電磁超音波センサを利用した材料劣化評価手法ならびに磁気的傾斜機能材料を開発した。 9. 多重き裂を特徴とする材料損傷の評価を対象とした直流電位差法,交流磁化法および直流磁場計測による方法を開発した。 10. 材料中の欠陥検出のための誘電率変化に着目したマイクロ波を用いた方法および材料表面欠陥検出のための磁気光学素子を用いた方法を開発した。
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