研究課題/領域番号 |
08305004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械工作・生産工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
吉田 嘉太郎 千葉大学, 工学部, 教授 (80174960)
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研究分担者 |
坂本 治久 上智大学, 理工学部, 助手 (40276514)
清水 伸二 上智大学, 理工学部, 教授 (70146801)
諸貫 信行 東京都立大学, 工学部, 助教授 (90166463)
古川 勇二 東京都立大学, 工学部, 教授 (10087190)
森田 昇 千葉大学, 工学部, 助教授 (30239660)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1996年度: 10,400千円 (直接経費: 10,400千円)
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キーワード | エキソ電子 / 酸素吸着過程 / 真空紫外レーザ光 / 接触圧力分布 / 結合面 / 真実接触面積 / トライボロジー / 真空環境 / 極限環境 / 機械的接触現象 / 光励起 / 接触剛性 |
研究概要 |
将来の宇宙空間で稼働する機械システムの設計に反映させることを目標として,特殊環境下でのトライボロジー現象に関して,機械要素の運動精度・形状精度などとの関係を考慮した現象解析および評価に関する基礎的な検討を行った結果,以下の結論を得た. 1) 新しい接触圧力分布測定法を提案し,これを用いて結合面の表面パラメータなどが接触圧力分布に及ぼす影響について実験的に明らかにした. 2) 真空中で接触する2面間の接触機構について実験的観察を行った.実験はマクロスケールモデルとミクロスケールモデルの両方について行った.マクロモデルの実験により接触剛性についての知見を得ることができ,また,ミクロモデルの実験からは,微小しゅう動機構に作用する力学的因子として雰囲気中の水分の影響についての知見を得た. 3) 光刺激エキソ電子放射現象を利用した真空中での加工モニタリング及び加工面評価の可能性を検討することを目的として,エキソ電子検出システムを新たに試作し,これを用いて金属の切削加工に伴う光刺激エキソ電子放射挙動について明らかにした.
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