研究課題/領域番号 |
08308028
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学一般・原子力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辻 毅一郎 大阪大学, 工学部, 教授 (30029342)
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研究分担者 |
森 俊介 東京理科大学, 工学部, 教授 (80147503)
斎藤 雄志 (斉藤 雄志) 専修大学, 経営学部, 教授 (10178486)
伊東 弘一 大阪府立大学, 工学部, 教授 (30029293)
豊田 淳一 東北大学, 工学部, 教授 (70054319)
落藤 澄 北海道大学, 工学部, 教授 (50001152)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
1997年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1996年度: 8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
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キーワード | 都市エネルギー / コージェネレーション / エネルギー需要計画 / エンドユ-スモデル / ライフサイクルアナリシス / 地域冷暖房 / ごみ発電 / 蓄熱 / エネルギー需給計画 / ライフサイクル / ゲームモデル |
研究概要 |
都市の中心部等の比較的「小さな地域」を対象とし「エネルギー需給システム計画」の方法論と計画支援システムの確立を目指した。 1.エンドユ-スモデル:浅野:空調用電力の負荷曲線パターンなど民生用エンドユ-ス・データを収集・解析した。ピーク/オフピーク時間帯需要間の代替弾力性は0.06〜0.07程度。ピーク価格を4倍にすると、ピーク帯需要の約20%が削減される。豊田:業務用エネルギー需要を、建物、生活、業務活動に関連する属性等により記述したオブジェクト指向的負荷モデルを提案。 2.小地域エネルギー需要:辻:一次エネルギー消費量、CO2排出量、コストを評価指標とし、電力貯蔵も含めたエネルギー供給システム代替案の多目的最適化を行うモデルを構築した。伊東:地域冷暖房用コジェネ(CGS)の設計において、需要量の不確実性に対するロバスト性を有する最適化モデルを提案した。落藤:ごみ焼却排熱と下水熱の利用、CGS、CGSと長期蓄熱の3つについて北海道内のポテンシャルを調査し、省エネ効果を算定した。岡本:紙パルプ工場と化学工場における、リパワリングシステムの熱力化学的最適構成を求めた。 3.競争的電力市場:森:CGSを含む都市分散型エネルギーシステムにおける電力と熱の均衡取引価格の収束過程をモデル化した。山地:託送によって連携されたCGSを需要家とする託送サービスについて、託送サービス需給バランス時の託送電力・料金を求めた。豊田:民生用CGSを託送によって連携するシステムのメリットを定量的に評価した。 4.エネルギー負荷:斎藤:都市ライフサイクル評価モデルを開発し、それを用いて2大都市の1971年と1990年の2時点のエネルギー・資源・環境負荷を評価。都市の負荷は全負荷の10-20%で、低負荷社会の構成には都市施設の長寿命化や配置の考慮が必要。 5.支援システム:手塚:地域メッシュデータをネット上で複数人数により共有する人工現実感環境可視化システムを開発。
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