研究課題/領域番号 |
08355007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
計測・制御工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木村 英紀 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10029514)
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研究分担者 |
藤井 隆雄 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (70029510)
土谷 和雄 京都大学, 工学部, 教授 (70227429)
佐野 昭 慶応義塾大学, 工学部, 教授 (10051765)
細江 繁幸 名古屋大学, 工学部, 教授 (50023198)
片山 徹 京都大学, 工学部, 教授 (40026175)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | モデル / モデル集合 / 不確かさ / プラントモデル / 製品モデル / 制御 / ロバスト制御 / 物理モデル |
研究概要 |
平成8年9月30日及び、平成8年12月21日-23日の2回にわたって研究分担者全員が集合し、研究集会を行った。第1回の研究集会ではモデルの役割やモデルの一般的な構造、さらにはモデルの完全性などの基本的な問題について活発な討論が行われた。その過程で現在工学や自然科学の各分野で使われているモデルが、その作られ方、計算のされ方、使われ方などに多くの問題が含まれていることが確認され、この研究プロジェクトの意義について基本的な合意が得られた。この合意にそって本研究課題の目的である制御用モデルの収集と解析に着手した。 第2回の研究集会では各自2内至3個のモデルの実例を紹介し、あわせて現在のモデリング手法の問題点について討論を行った。この集会で紹介されたモデルは機械系、電気系、科学系、生体系、社会系などきわめて多岐にわたっており、現在使われているモデルの実体がかなり明瞭に浮彫りにされているものが多い。これについてさらに突っ込んだ議論が行われた。ここで収集されたモデルは報告書にすべて分類整理されて掲載され、その問題が明らかにされる。 本研究はモデルの問題の所在を、実在するモデルに関する実証的な研究を通じて明らかにすることに大きく貢献したと信じる。
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