研究課題/領域番号 |
08355009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
太田 勝敏 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011149)
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研究分担者 |
山中 英生 徳島大学, 工学部, 助教授 (20166755)
新田 保次 大阪大学, 工学部, 助教授 (20093445)
久保田 尚 埼玉大学, 工学部, 助教授 (80205145)
石田 東生 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (20114853)
原田 昇 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40181010)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 交通需要管理 / TDM |
研究概要 |
本研究は、交通需要管理の評価方法に関する本格的な共同研究の提案を目指した企画調査研究であり、関連研究データベースの作成、ならびに研究組織づくり(当研究テーマに関する研究ニーズと研究分担者の発掘)を目的として活動した。具体的には、研究分担者の関連研究情報の整理から始めて、研究ニーズに関するE-Mailアンケートを実施し、7月22日には交通需要管理に関するワークショップを東京大学で開催し、建設省の交通需要管理マニュアルについて学習するとともに、40名強の参加者にアンケートを実施した。11月3日には、土木計画学研究発表会の場で、「TDM(交通需要管理)の現状と課題」と題するスペシャルセッションを主催し、70名程度の土木系研究者と関連研究の必要性や検討すべき課題に関して活発な意見交換を行った。特に、研究分担者の山中は英国からの帰国直後ということから、英国における最新動向についての報告を追加的に行った。これらの成果は、平成9年度科学研究費「交通需要管理手法を活用した交通計画の立案・評価・実施手法に関する研究(代表者:原田昇)」の申請内容に反映した。研究組織は、企画研究の期間中に共通テーマを確認した研究者を追加する形で16名へと倍増し、主要研究テーマとして、(1)道具箱の充実-魅力的なTDM施策の構築、(2)より効果的なパッケージ(道具セット)構築のための分析手法の開発、(3)実現可能性の向上手法-TDM施策に関する合意形成手法の構築、を設定し、前段にBest Practicesの収集整理、結論部分に、TDM施策導入の標準プロセスとそこで用いる分析手法をワンセットとして提案で締めくくる研究提案を作成した。また、外部研究者との情報交換の場として、土木計画学ワンディセミナーの開催を予定している。
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