研究課題/領域番号 |
08355014
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
金属生産工学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井口 泰孝 東北大学, 工学部, 教授 (90005413)
|
研究分担者 |
森永 健次 九州大学, 工学部, 教授 (70038074)
浅井 滋生 名古屋大学, 工学部, 教授 (80023274)
川上 正博 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (30016597)
前田 正史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70143386)
石井 邦宣 北海道大学, 工学部, 教授 (00001214)
|
研究期間 (年度) |
1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1996年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
|
キーワード | 新鉄鋼プロセス / エコマテリアル / リサイクル / エネルギーミニマム / 不純物制御 / 省資源 / 物理化学 / ニアネットシェイプ |
研究概要 |
鋼は世界で約7億トン製造されており、製造業の中で最も多くの1次エネルギーを消費し、膨大なスラグ、炭酸ガス、熱、水を排出している。鋼は将来的にも最も重要な素材であることおよび現在、地球規模の環境破壊が問題になっていることを考えれば、環境に優しい鉄鋼プロセスの開発は焦眉の急である。 以上の背景を踏まえ、「エコマテリアル技術に基づく新鉄鋼プロセスの創製」とのテーマで重点領域研究を行うための指針を以下のようにまとめた。 ○研究の力点 (1)エネルギーミニマムを目指す。 (2)廃棄物をミニマムまたはゼロとする。 (3)廃棄物または副産物と言われたものを付加価値のある2次製品とする。 (4)環境・社会への負荷を貢献に変える。 (5)社会的裏循環物質の浄化、資源化を行う。 ○構成 A.省資源・新資源の利用 B.省エネルギー、創エネルギー C.スクラップの全量使用 D.スラグミニマム、高付加価値化 E.ニアネットシャイプ連続鋳造 一応A〜Eの5グループに大別するが、各グループ間の連携と機能的運営を計るため、総括班を置く。しかしながら、幅広く、困難な目標であり、従来の考え、思想に捕らわれない発想が必要であり、研究の経過、参加研究者から新たに生まれた課題を総括班で検討し、グループの改組、設立を柔軟に行う。
|