研究課題/領域番号 |
08355027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
安田 榮一 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (70016830)
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研究分担者 |
田邊 靖博 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (70163607)
稲垣 道夫 北海道大学, 工学部, 教授 (20023054)
大谷 朝男 群馬大学, 工学部, 教授 (10008469)
金子 克美 千葉大学, 理学部, 教授 (20009608)
遠藤 守信 信州大学, 工学部, 教授 (10021015)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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キーワード | カーボンアロイ / 炭素材料 / 黒鉛 / ダイヤモンド / 混成軌道 / 多孔体 / 黒鉛層間化合物 / C / C複合材料 |
研究概要 |
本研究は、平成9年度発足の重点領域研究「カーボンアロイ」の効率良い発足を目的とし、計画班のメンバーと評価を担当する総括班で構成されている。重点領域研究「カーボンアロイ」は、炭素材料の多様な性質を炭素原子の異なる電子軌道の複合系、ならびにヘテロ原子との複合系まで含めて一種の合金と考えようという発想から炭素材料を整理して発展させることが目的である。この目的を達成するために、アロイ化する空間での分類「原子・結晶アロイ班」、「界面・微構造アロイ班」、「表面・裏面アロイ班」の3班とアロイの機能を展開する「アロイ機能展開班」の4つに分けた。この4つの班をX軸として、さらに3年間の重点領域研究の期間に効率よく研究を進めるために、多孔質材料、層間化合物、C/C複合材料、新しい複合系の4つの材料をY軸として、これについて集中的に研究を進めるように、班分けを行った。また、限られた計画班のメンバーでカバーできない領域について議論を重ね、公募班として期待される研究に関するキーワードを列挙した。また、3年間の計画として、公開シンポジウムの時期と場所、成果報告会の時期と場所、98年に日本で開催される炭素国際会議の対応、関連学会や研究会との連携関係、3年間の研究期間終了後に、成果公表の為に科研費に申請すること、成果の一部として本の執筆の可能性について議論を重ねた。本研究による2回の会合(10月と1月の分担者会議と全体会議)を開催できた結果、来年度の4月を待たずに多くの研究者が予備的な研究をスタートすることが可能となった。尚、これらの方針について一月に総括班会議を開催し、評価を担当して頂く先生方から、上記方針についてご意見を頂き、大筋での了解を得た。
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