研究課題/領域番号 |
08356004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
食品科学・製品科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上野川 修一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50011945)
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研究分担者 |
飴谷 章夫 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (50201900)
清水 誠 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30114507)
吉川 正明 京都大学, 農学部, 助教授 (50026572)
佐々木 隆造 京都大学, 農学部, 教授 (60077378)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 経口 / 生体の恒常性 / 免疫 / 神経 / 分泌系 / 経口シグナル / ライフプロセス / 遺伝的多様性 |
研究概要 |
経口的に生体に摂取された物質の多くは、生体にシグナルを与え、生命および生体の恒常性の維持に大きな役割を果たしている。本研究においてはこれらの物質のなかで免疫、神経、分泌系など根幹的生体統御系に作用する成分を経口シグナルとし、その伝達の分子的機構を明らかにし、その成果を健康の維持・増進や疾患の予防に活用し、人類の生存に貢献することを目的としている。以上の目的を達成するためには異なる専攻分野の研究者を集合し、各自の研究成果、情報を有機的に結合し得る研究組織を構築する必要がある。またさらにそれを基盤に重点領域研究を組織し、優れた成果を挙げることを意図した。本研究では以上のような観点から、I.経口シグナルの免疫系の伝達機構、II.経口シグナルの神経・分泌系伝達機構、III.ライフプロセスと遺伝的多様性について、様々な側面から解析を行う。以上の研究目的を遂行するため、本研究においては、班員による研究連絡会議、およびシンポジウム「次世紀の食品と生命の科学」を開催した。本シンポジウムにおいては、経口シグナルと現代の生命科学について、議論がなされた。これらでの議論を中心に、本基盤研究の班員を中心とした、重点領域研究「食シグナル因子と生体統御系の相互作用の分子論」が計画され、このプロジェクトを申請することが決定された。したがって、本研究費によって、有効な研究計画が立案され、次世代のこの分野の研究の発展に資することができたと確信する。
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