研究課題/領域番号 |
08357011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
内分泌・代謝学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
北 徹 京都大学, 医学研究科, 教授 (60161460)
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研究分担者 |
渋谷 正史 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10107427)
松沢 佑次 大阪大学, 医学部, 教授 (70116101)
丸山 征郎 鹿児島大学, 医学部, 教授 (20082282)
永井 良三 群馬大学, 医学部, 教授 (60207975)
佐藤 靖史 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50178779)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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キーワード | 血管形成 / 血管新生 / ずり応力 / 酸化LDL / 血管内皮細胞障害 / 血管平滑筋細胞増殖 / 動脈硬化 / マクロファージ |
研究概要 |
動脈硬化は、血管内皮細胞障害(活性化)と血液細胞の相互連関、さらに血管平滑筋細胞の形質変換、脱分化が中心病態をなし、血管構築(血管形成、ならびに血管新生)の機構と類似の普遍的な分子機構の関与が強く示唆されている。従って、動脈硬化の分子機構を探求する上で立脚すべき最も基本的な命題につき検討を加え、 1)血管機構の分子機構、 2)血管内皮細胞障害と血管細胞、 3)血管平滑筋細胞形質変換と脱分化、の3テーマに焦点を絞り、それぞれのデ-マを計画班として、I、II、III班とした。さらに、それらを調整総括推進するために、総括班を設けた。そこで「動脈硬化の分子機構」の推進のため、全体計画、すなわち総括班、および第I、II、III班の研究企画、計画内容につき、調整、並びに検討を加えた。 具体的には、血管内皮細胞、血管平滑筋細胞、さらに血液細胞それぞれの形質変換と脱分化・分化を中心命題として研究を進め、さらに、血管構成細胞間の、あるいは血管構成細胞と血液細胞との細胞間の相互連関、それに関与する生物学的及び物理的刺激のシグナル伝達の分子機構を合わせ研究し、臓器としての血管の構築と動脈硬化の分子機構の解明を分子生物学、細胞生物学レベルで重点的に推進することとした。 さらに、本研究に対し、本年度公募研究211題について、研究企画、計画内容、独創性、将来性を検討し、研究計画第I、II、III班、それぞれに必要な公募研究39題を採択した。 この決定に基づき、平成9年度から4年間研究推進が実行に移されることになった。
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