研究課題/領域番号 |
08358021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤井 義明 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00098146)
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研究分担者 |
山本 雅之 筑波大学, 基礎医学系, 教授 (50166823)
鍋島 陽一 国立精神, 神経セ・神経研, 部長 (60108024)
半田 宏 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (80107432)
梅園 和彦 奈良先端技術大学院大学, バイオサイエンス, 助教授 (50183752)
石井 俊輔 理化学研究所, 分子遺伝, 主任研究員 (00124785)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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キーワード | 転写因子 / 基本転写装置 / コアクチベータ- / コリプレッサー / トランスジェニックマウス / ノックアウトマウス / two hybrid法 |
研究概要 |
来年度から始まる重点領域研究「転写調節機構から挑む高次生命現象の解析」の研究班員の相互理解と研究の方向性を検討するために平成8年12月18日艮陵会館(仙台)に本研究班員及び重点研究班員予定者23名が集まり、各々の研究者のこれまでの研究成果と今後の重点領域研究における研究方針を発表し、相互に意見を交換した。そして、日本の転写の研究に於いて世界の流れから若干遅れていると考えられる基本転写装置に関する研究は半田、大熊、久武、堀越らによって強力に推し進められることの期待できる体制ができた。遺伝子に特異的な転写調節因子についてはその生物作用発現に至る経路についてはコアクチベータ-あるいはコリプレッサーとの相互作用を通して基本転写装置に転写調節シグナルが伝えられる経路か、あるいは基本転写装置のサブユニットとの相互作用を通して直接に伝えられる道筋が考えられる。本研究では特にコアクチベータ-あるいはコリプレッサーの存在についてtwohybrid法等を用いてさらに検討を加える方針である。また各々の転写因子の生物作用についてはトランスジェニックマウスあるいはノックアウトマウスを作成して機能の解析を各々の班員は既に始めている。例えば審良はNF-IL6, STAT, C/EBPのノックアウトをマウスを作製し、脂肪細胞の発生におけるこれら転写因子の関わりを研究しており、藤井はAhリセオウタ-のノックアウトマウスを作製しダイオキシンの催奇形性について研究を進めている。さらに石井はCBPのノックアウトマウスを作製して、その因子の示す多機能性の解析を行っている。また藤井と重点研究における事務局担当予定者の山本とは連絡をとって効率的な班運営と重点的な研究の方向性について意見の交換を行った。
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