研究課題/領域番号 |
08358026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
永田 和宏 京都大学, 胸部疾患研究所, 教授 (50127114)
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研究分担者 |
桑島 邦博 東京大学, 理学部, 助教授 (70091444)
大島 泰郎 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (60167301)
遠藤 斗志也 名古屋大学, 理学部, 教授 (70152014)
伊藤 維紹 東京大学, ウィルス研究所, 教授 (90027334)
石川 統 東京大学, 理学部, 教授 (70012482)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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キーワード | 分子シャペロン / 細胞機能制御 / Quality contorol |
研究概要 |
重点領域研究として、どのようなデ-マを重点的、かつ優先的に行うことが必要かを調査し、班員相互のあいだで検討した。 分子シャペロンが細胞内でどのような機能をもっているか、細胞の機能制御にどのような必須の役割を果たしているかを明らかにするために、当面、2つのテーマを設定している。第一に、基質と分子シャペロンとの相互作用を解析することが重要である。そのためには、まず分子シャペロン自体のダイナミックな構造を明らかにし、次にそのシャペロン分子によって認識される基質側の構造(たとえばmolten globule構造)に注目することが重要と考えられる。第二に、分子シャペロンが細胞内において、どのような細胞機能制御に関わっているかを明らかにする。そのためには、分子シャペロンが関与する種々の側面、すなわち、新生ポリペプチドのfoldingやサブユニットの会合、新たに合成されたタンパク質の各オルガネラあるいは細胞外への輸送、ならびに作られたタンパク質の"Quality Control"などの側面において、それらがどのような機能を果たしているかを明らかにする。 このような研究のテーマ設定の妥当性、世界的な研究の進展状況の把握、さらにどのような班員を求め、どのような研究体制を作り上げるかなどに関して、具体的な検討を行った。このような研究計画を遂行するために、班会議を開催し、班員からの意見を聴取した。また、重点領域研究として、機能的に運営するために、研究費の配分方式、公募研究の採択方針、講演会やシンポジウムの開催、並びに若手研究者の育成などに関して討議を行なった。
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