研究課題/領域番号 |
08401001
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 二松学舎大学 |
研究代表者 |
戸川 芳郎 二松学舎大学, 大学院・文学研究科, 教授 (60017118)
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研究分担者 |
齋藤 喜代子 (斎藤 喜代子) 二松学舎大学, 文学部, 教授 (40078431)
石川 忠久 二松学舎大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80112655)
中村 義 二松学舎大学, 政治経済学部, 教授 (10014739)
川久保 広衛 二松学舎大学, 文学部, 教授 (20078421)
松川 健二 二松学舎大学, 文学部, 教授 (90000603)
大谷 光男 二松学舎大学, 文学部, 教授 (30078422)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 三島中洲 / 三島毅 / 中洲 / 新治裁判長 / 二松学舎 / 東宮侍講 / 三島中洲の学芸・思想 / 三島中洲の生涯 / 中洲三島毅 / 幕末明治 |
研究概要 |
本研究は平成10年10月末日に総ての原稿を纏め、雄山閣出版より『三島中洲の学芸とその生涯』として出版すべく、11月中旬には雄山閣出版へ提出した。『三島中洲の学芸とその生涯』の構成は、第一部:学芸篇・第二部:生涯篇・附篇・資料からなる。第一部:学芸篇では、三島中洲の作詩文家としての特色・書家としての特色を論じ、併せてその学問の方法を分析し、評価を下している。第二部:生涯篇では、幕末・明治にわたる経済家としての三島、司法官としての三島、東京大学と三島、教育家としての三島を歴史的に考察し、更に三島の学問の変遷を論じた。附篇では、二松学舎大学部族図書館蔵三島文庫の目録に解題を附し、最後に東京大学と三島に関する資料を附した。 『三島中洲の学芸とその生涯』(660頁)の目次は次の通りである。1)戸川「序文」、第一部:学芸篇、2)石川「三島中洲の詩」、3)大地「新治裁判所長時代の詩文の特色」、4)牧角「三島中洲の文について」、5)寺山葛常「中洲の書」、6)伊藤忠綱「三島中洲碑文釈文及び解題」、7)松川「三島中洲『論語講義』について」、8)家井「三島中洲『詩経集伝私録』に就いて」、9)張「老子思想と三島毅」、第二部:生涯篇、10)大谷「幕末・明治初期の松山金融」、11)霞「新治裁判所在勤・司法権少判事三島毅の一側面」、12)溝口「創立期の二松学舎と明治時代の教育制度」、13)町「三島中洲と東京大学古典講習科の人々」、14)伊藤漱平「人の師としての三島毅の一面」、15)斎藤「二松学舎に学んだ明治の女性たち」、16)松田「中洲先生出自考」、17)川久保「三島中洲の七転遷と与進督学書(草稿)」、18)中村「三島中洲の対外認識」、19)高山〈附篇(1)〉「二松学舎大学付属図書館蔵三島文庫別置本目録解題」、〈附篇(2)〉「二松学舎大学付属図書館蔵三島文庫漢籍目録」、〈附篇(3)〉「二松学舎大学付属図書館蔵三島文庫目録」、20)戸川「東京大学法理文学部『申報』資料」、「漢学から東洋学へ-草創期の東京大学(資料)」。
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