研究課題/領域番号 |
08401009
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
田野崎 昭夫 中央大学, 文学部, 教授 (90055062)
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研究分担者 |
武川 正吾 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (40197281)
原山 保 中央大学, 経済学部, 助教授 (80055243)
川崎 嘉元 中央大学, 文学部, 教授 (90055228)
竹村 祥子 岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (20203929)
時井 聰 淑徳大学, 社会学部, 助教授 (60197861)
園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
林 茂樹 中央大学, 文学部, 教授 (20054348)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1997年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1996年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 地域社会 / 社会計画 / 意識調査 / パネル調査 / 地方自治体 / 近代産業都市 / 中枢管理機能都市 / コミュニティ調査 / 時系列比較調査 / 社会比較 / 集団規模パネル調査 |
研究概要 |
本研究は、地域社会が時代の進展においてどのように変動し、そのなかで住民および産業、経済、政治、住民生活等の中枢的組織がどのような社会計画を以て対処して自分たちの地域社会を作ろうとしているのかを調査研究したものである。研究代表者がこれまで調査したいくつかの地域社会との比較を念頭におきながらも、ここで集中的に調査した対象としては岩手県釜石市をとりあげる。理由は研究代表者が40年前1958年(昭和33年)に同市の総合調査(第1回)に参加しているからである。その後20年経て1978年(昭和53年)に第2回の調査研究をし、そして今回1998年(平成10年)に第3回を、いずれも市民への標本抽出意識調査を実施している。しかもそれぞれ、第1回意識調査回答者での同市内現存者に第2回に再調査し、第2回意識調査回答者での同市内現存者に第3回に再調査して、いわゆるパネル調査を通して地域社会の主体である住民意識の変動を主体の側からも考察した。同一の地域社会について40年にわたって計画的に20年毎の等間隔で3回の時点で総合的な住民意識調査を実施し、しかもパネル調査を併せて実施している点で独特であり、国際的にも社会学でははじめてであり、いろいろな意味で貢献するものと考える。そこでは、一定の地域社会の変動と、その中枢的諸組織の社会計画への展開とともに、地域社会住民意識の変動をも、ある程度明らかにすることができたと思う。
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