研究課題/領域番号 |
08401016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国文学
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
相田 満 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (00249921)
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研究分担者 |
中村 康夫 国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (60144680)
松村 雄二 国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (10086689)
北村 啓子 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (60204913)
入口 敦志 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (80243872)
江戸 英雄 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (50290870)
永村 眞 日本女子大学, 文学部, 教授 (40107470)
原 正一郎 国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (50218616)
大西 廣 国文学研究資料館, 整理閲覧部, 教授 (30011307)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
20,800千円 (直接経費: 20,800千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1998年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1997年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1996年度: 9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
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キーワード | データベース / 共有化 / シソーラス / キーワード / ダウンサイジング / 検索 / ブラウジング / 用語階層化 / シソ-ラス |
研究概要 |
データベースの検索において、多数の検索結果を得ることと、それが過不足無く精選された情報であることとは矛盾する。この問題の克服のために、従来は、対象とするデータ自体に、検索の多様性を吸収する統一フィールドを埋め込む方法でデータ形成が進められてきた。しかし、それは一方でシステム・データ双方の肥大化を招き、あまつさえメンテナンスを困難にしている。これは、近年主流になってきた文字列一致型の全文検索型データベースにおいても状況は変わらない。そこで、本研究では、かような状況を鑑み、知識支援を主目的に作成されたシソーラス検索エンジンを汎用的な用途に堪えうる形で独立させることを考え、ユーザー個人が運用可能な可搬性のある検索ツールを開発した。 開発に際しては、既存のシソーラスや検索システムを調査・分析した上で、なるべくユーザが今後もデータを構築しやすく、かつ今後さらに他のシソーラスにも移植が行える構造であることを考慮したデータフォーマットを策定した。 また開発された検索システムは、現在最も流通しているWindowsOS上で稼働する。WinNT4.0上で稼働するシステムではJIS X 0221(国際符号課文字集合・いわゆるUNICODE日本語面)に対応した文字セット群が扱え、Win95/98上で稼働するシステムではJIS X 0208に対応した文字セット群が扱える。それぞれにはサンプルデータ(約18、000件)を搭載したが、それらをより便利に使用できるように異字体に対応するシステムと辞書構築して搭載した。 なお、本研究で構築されるシソーラスデータは、「知識支援型」とある研究テーマにもあるように、検索者の予期しない知見を如何にして提示せしめるかということをコンセプトとして形成されたものである。この手法の一端については、報告書中の考察にて述べた。
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