研究課題/領域番号 |
08401017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
仏語・仏文学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉田 城 京都大学, 文学研究科, 教授 (80127315)
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研究分担者 |
増田 真 京都大学, 文学研究科, 助教授 (10238909)
田口 紀子 京都大学, 文学研究科, 助教授 (60201604)
廣田 昌義 (広田 昌義) 京都大学, 文学研究科, 教授 (40012421)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
19,100千円 (直接経費: 19,100千円)
1999年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1997年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1996年度: 8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
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キーワード | フランス文学 / 病理 / 精神医学 / 医学史 / 神経症 |
研究概要 |
基盤研究(A)(2)「フランス文学における心と体の病理-中世から現代まで」は当初4年間の計画でスタートした。数度にわたる準備会合によって各分担者の主要研究テーマを決定した。吉田は19世紀〜20世紀フランスの文学と病理(ゴンクール兄弟、プルースト、など)、廣田はパスカル・モンテーニュにおける病気、田口は近代小説にあらわれた夢のディスクールの分析、増田は18世紀思想における狂気と病理、稲垣はユーゴーと狂気の問題、多賀は薬物と文学の関わり、嶋崎は中世フランス文学における病の問題、小倉は女性と病の文化史、松村はバルザックと19世紀医学の問題を中心に据えた。定期的な研究会合を通じてそれぞれの研究発表をめぐって活発な議論が交わされた。これらの討議の内容をフィードバックする形で各自が論文を執筆した。文学も病理も人間の探求という点で一致するが、時代と文化の文脈を抜きにしてはその関係も論じることができない。したがって、報告書としてまとめることのできた各論文は、かなり実証的な射程に収まるものになった。詳細は別冊の報告書を参照のこと。
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