研究課題/領域番号 |
08404020
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
谷口 雅樹 広島大学, 理学部, 教授 (10126120)
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研究分担者 |
城 健男 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (20093487)
島田 賢也 広島大学, 放射光科学研究センター, 助手 (10284225)
佐藤 仁 広島大学, 理学部, 助手 (90243550)
生天目 博文 広島大学, 放射光科学研究センター, 教授 (10218050)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
19,800千円 (直接経費: 19,800千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 17,900千円 (直接経費: 17,900千円)
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キーワード | 共鳴逆光電子分光 / 遷移金属元素 / 希土類元素 / 球面不等間隔回折格子 / ローランド型分光器 / 発光分光 / 光線追跡 |
研究概要 |
本研究では、軟X線領域での逆光電子分光装置を開発・整備し、遷移金属元素および希土類元素の内殻電子励起領域における共鳴逆光電子分光実験の開拓、ならびに、共鳴逆光電子放出の理論構築を目指す。そのため、10〜100eVの領域の光を分光検する真空紫外逆光電子分光装置、および、100-1000eVの領域の光を分光検する軟X線逆光電子分光装置の2系列を整備した。 前者では、球面不等間隔回折格子を利用した発光分光器を設計・製作した。中心刻線数600本、1200本の2枚の回折格子で、上記領域をカバーする。一方後者では、通常のローランド型分光器を採用し、600本、1200本、2400本の3枚の球面等間隔回折格子を用いた。 解析槽には、発光分光器の他に、X線管、希ガス放電管、電子エネルギー分析器が取り付けられており、共鳴逆光電子分光の他に、X線光電子分光実験、真空紫外光電子分光実験も可能である。また、本研究で整備した発光分光器を、広島大学放射光科学研究センターの放射光源に接続すれば、発光分光実験も可能で、電子状態の総合的な研究が可能である。
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