研究課題/領域番号 |
08405059
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
畑田 耕一 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60029402)
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研究分担者 |
西浦 崇文 大阪大学, 基礎工学研究科, 助手 (70243194)
右手 浩一 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教授 (30176713)
北山 辰樹 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60135671)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
31,400千円 (直接経費: 31,400千円)
1997年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1996年度: 28,000千円 (直接経費: 28,000千円)
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キーワード | サイズ排除クロマトグラフィー / NMR / 分子量分布 / ポリメタクリル酸メチル / エチレン-プロピレンゴム / ステレオコンプレックス / 均一ポリマー / アニオン重合 / 高分子錯体 / GPC / 末端基定量 / 共重合組成 / 分子量測定 |
研究概要 |
1ポリマー鎖の末端にt-ブチル基を有するポリメタクリル酸メチル(PMMA)のGPC-NMR測定を行い、末端基定量法によって平均分子量および分子量分布を直接測定した。この方法により、数平均分子量3300から22000までのPMMA数種について正確な分子量測定が可能であった。これらの測定にあたって、最大の検出感度とスペクトル分解能および定量性を得るために必要な、移動相の流速やNMRの測定パラメータの最適化を行った。 2エチレン(E)-プロピレン(P)-ノルボルネン(N)3元共重合体(EPDM)のGPC-NMR分析を行った。メチレン基とメチル基の^1HNMRシグナルの強度比を容出時間ごとに測定することにより、E:P比の分子量依存性を精度よく解析できた。少量(0.2mol%程度)のN単位は、stopped-flow法により正確に定量できた。 MMAのit-46量体とst-46量体をアセトン/重アセトン(95/5)中で混合し、カラム温度を-15℃、NMRプローブの温度を45℃にしたGPC-NMRで分析した。得られたクロマトグラムには、46量体の容出ピークのほかに、会合体による幅の狭いピークが高分子量側に検出された。it-体とst-体のメトキシ基のNMRシグナルをモニターして得られる容出曲線を比べることにより、会合部と非会合部の組成比を連続的に決定できた。また、プローブの温度を-15℃に設定することにより、会合体のNMRスペクトルの「その場」測定が可能であった。 t-ブチルリチウムと嵩高いメチルアルミニウムフェノキシドとを組み合わせた開始剤を用いてアクリル酸t-ブチルとMMAの共重合を行った。得られたランダム共重合体、ブロック共重合体、ならびに、2峰性の分子量分布を有する共重合体のGPC-NMR測定を行い、その組成の分子量依存性を詳細に調べることにより、この共重合反応におけるモノマー選択性ならびに重合活性種に関する知見を得た。
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