研究課題/領域番号 |
08408012
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大崎 紘一 (大崎 絋一) 岡山大学, 工学部, 教授 (60032942)
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研究分担者 |
徳永 修一 詫間電波工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助教授 (10197874)
宗澤 良臣 岡山大学, 工学部, 助手 (70274008)
梶原 康博 岡山大学, 工学部, 助教授 (70224409)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
1997年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1996年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | 高知能ロボット / 画像認識 / CAD / 監視システム / テレオペレーション / 手話 / 食事支援 / 空間位置 / 動画処理 / 広域視野 / 局所視野 / IP |
研究概要 |
第1の研究テーマは局所認識手法であり、3次元CADの図面情報とロボットに取り付けた1台のカメラからの入力画像と組み合わせて、対象物の認識をすることにより、組立・加工工程での多様なハンドリング作業を行えるCAD/IP手法の開発を行っている。ここで、IPとはImage Processingの略である。3次元のCADデータと画像処理の2次元のデータとを比較できるようにすることにより、設計図面としてしか使用されていないCADデータを広範囲にしようできるようにし、生産工程のマルチメディア度を顕著に向上させるところに特徴がある。 また、手話や食事支援ロボットシステムの開発により、生産の場のみ成らず福祉、家庭に於ても、自働機械やロボットを導入することが可能となり、作業の支援と共に新しい家庭電器製品の開発に役立つものと考える。 第2の研究テーマは広域認識手法であり、作業域内に存在する人間、ロボット、搬送車などの移動物の相互の位置、移動方向を多数のカメラを用いて、認識するためのカメラの設置法、対象物の判定手法のできる監視システムの開発を行っている。人間、ロボット、搬送車の各々の状況を多数のカメラを用いて全域的に分散処理方式で静止画、動画処理により認識し、特に人間の安全性、協調性を再重点とした認識システムとしているところに特徴がある。本手法を応用して、テレオペレーションでロボットを捜査するシステムの開発を行っている
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