研究課題/領域番号 |
08451049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
前田 征三 立正大学, 文学部, 教授 (10062861)
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研究分担者 |
堀 圭三 立正大学, 文学部, 助手 (70267392)
田〓 和久 (田嶋 和久 / 田じま 和久) 立正大学, 文学部, 講師 (80216960)
吉岡 雅光 立正大学, 文学部, 助教授 (20175673)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | ライフスタイルの変容 / 産業開発(地域開発) / 財産区 / 市民生活の構造と機能 / 地域情報 / 地域開発 / コミュニティ / 地域集団 / ライフスタイル |
研究概要 |
本研究は本年度が最終年度となっており、したがって平成8・9年度に行なってきた調査研究の継続的な遂行と取り纏めを行なった。 継続研究としては、平成8年度の新潟県塩沢町、平成9年度の長野県伊那市に引き続き、本年度は長野県佐久市と千葉県佐原市の2つの地域で現地調査を行なった。両地域は対称的な地域特性を持っており、佐久市は昨年度の伊那市と類似した地域特性を持ちながら近年の新幹線および高速道路等の高速交通網の要としての展開を始めた地域であり、佐原市は首都圏に位置することによって新旧の諸要素が混在して地域特性が大きく変貌をしつつある地域であった。前者が伊那市に対比されるとするならば、後者は一昨年度に実施した塩沢町に対比してもいいだろう。 伊那市と佐久市は両者とも活発な地域活動を展開しつつある地域ではあるが、伊那市はADSLの実験にも見られるような最新の地域情報通信網への関心と志向で注目されているのに対し、佐久市は従来型の交通網の整備による地域産業の振興に積極的であった。また、塩沢町は従来型のレジャー産業の振興による地域開発を施行しているのに対して、佐原市は首都圏での町づくりを志向しているように見うけられた。 本年度も調査研究はほぼ順調に経緯し、多くの調査データと現地資料を収集することができ、現在研究グループにおいて詳細な分析を行なっている。この成果の一部は、まもなく「科学研究費助成研究報告書」として公表するほか、さらに詳細な分析を加えて順次研究成果を発表する予定である。
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