研究課題/領域番号 |
08451074
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
近藤 成一 東京大学, 史料編さん所, 助教授 (90153717)
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研究分担者 |
伴瀬 明美 東京大学, 史料編さん所, 助手 (90292797)
遠藤 基郎 東京大学, 史料編さん所, 助手 (40251475)
本郷 和人 東京大学, 史料編さん所, 助手 (80209311)
本郷 恵子 東京大学, 史料編さん所, 助手 (00195637)
山家 浩樹 東京大学, 史料編さん所, 助教授 (60191467)
上杉 和彦 東京大学, 史料編さん所, 助手 (00203430)
高橋 敏子 東京大学, 史料編さん所, 助手 (80151520)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | 綸旨 / 院宣 / 天皇 / 上皇 / 文書 / 古文書学 / 史料学 / 画像解析 |
研究概要 |
1. 本プロジェクトの研究対象は院宣と綸旨である。院宣は上皇の、綸旨は天皇の書状であるが、両者はそれぞれ上皇・天皇の側近により執筆され署名されるのがふつうであった。 2. 本プロジェクトにおいて、以下の4種の材料から院宣・綸旨の実例3,982件を採取した。すなわち(1)『平安遺文』および『鎌倉遺文』。(2)『校訂増補天台座主記』(比叡山延暦寺開創記念事務局、1935年)、『大日本仏教全書』(仏書刊行会編、第37・39冊阿娑縛抄第三・第五、第45・46・47・48・49・51冊覚禅抄第一・第二・第三・第四・第五・覚禅抄第七、第128冊華頂要略門主伝第一)、『増補史料大成』(臨川書店刊、第12-15巻中右記4-7、第17巻長秋記2、第21巻兵範記4、第24・25巻台記2・3、第29・30巻吉記1・2)、『玉葉』1・2(国書刊行会編)。(3)東京大学史料編纂所撮影シートフィルム(4×5判、6×9判)(4)東京大学史料編纂所公開「古文書目録データベース」。 3. 近藤は院宣・綸旨に関する一般的問題を論じた。 4. 遠藤は摂政御教書について、伴瀬は後院御教書について研究した。摂政御教書と後院御教書は院宣・綸旨の共通する性格を有する文書である。 5. 本郷恵子は勘解由小路仲光の御教書案について、山家浩樹は甘露寺家の綸旨「符案」について研究した。いずれも院宣・綸旨の作成当事者による控えである。
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