研究課題/領域番号 |
08451078
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 皇学館大学 |
研究代表者 |
伴 五十嗣郎 皇學館大學, 文学部, 教授 (60173118)
|
研究分担者 |
牟禮 仁 皇學館大學, 神道研究所, 助教授 (90257741)
安江 和宣 皇學館大學, 文学部, 教授 (00097817)
櫻井 治男 皇學館大學, 社会福祉学部, 教授 (00087735)
奥野 純一 皇學館大學, 文学部, 教授 (20015762)
井後 政晏 (井後 政曇) 皇學館大學, 文学部, 教授 (80193366)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
|
キーワード | 神道 / 伊勢神宮 / 式年遷宮 / 祭 |
研究概要 |
〔研究目的、目標、活動〕伊勢神宮では、平成5年10月に第61回目の「式年遷宮」が行われた。この「式年遷宮」は、伊勢神宮の祭儀・信仰・歴史・制度などの中核に位置してきた。持続天皇四年(690)に創まり現在まで二十年に一度ずつ、伝統を基本としながら、時代による変化も取りこみつつ継承されてきており、神道祭祀の典型とされる。それは日本文化において、信仰のあり方、美意識、建築などの方面においても深い関わりをもっている。 本研究は、このような意義をもつ「式年遷宮」について、時代毎の総体像と、その変遷過程(持続と変化)を明らかにすることを目的とする。また、それが日本文化のなかで占める意義を確かめることを目標とする。 具体的な研究活動は、思想、祭儀、歴史、宗教・民俗、文字・芸能の5部門に分かち、研究分担者の研究課題を設定し、研究会を行い、推進してきた。 〔研究成果〕 1) 研究成果報告書 論文は、古代から現代に及ぶ内容の8編がまとまった。資料としては、1.第61回式年遷宮の写真、行事とその歴史的変遷を詳しく解説した、既発表の論説を合綴した。これらは、本研究の前提として蓄積されていた調査研究の成果である。2.『両宮遷宮旧式祭典図』の再編。本書は嘉永2年(1849)度、両宮の第54回式年遷宮の詳細な彩色画である。明治以前の式年遷宮の様子を記した図像として、きわめて貴重な資料である。平成5年に公刊された書を用いて、図と解題を上下に対照して再編した。 2) パーソナル・コンピューターによる、データベースの構築(第61回式年遷宮の行事・儀式の画像、研究文献など)を進めた。まだ不十分であるが、早い時期に、これらのデータベースをインターネット、ホームページ(皇学館大学神道研究所)を通じて、共同利用できるよう取り進めている。
|