研究課題/領域番号 |
08451094
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国語学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
徳川 宗賢 学習院大学, 文学部, 教授 (70000403)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 国語調査委員会 / 口語法調査報告書 / 口語法分布図 / データベース / 口語法調査 / 文献方言学 / 伝統的方言 / 上田万年 |
研究概要 |
明治期の国語調査委員会(文部省)による全国的な口語法調査は、世界の学界活動としても先進的なものである。その報告である「口語法調査報告書」と方言分布地図としての「口語法分布図」は、当時の日本語の全国的実態資料として、極めて貴重なものである。その結果ははじめて東西方言の状況と境界線の存在を実証した。 ところが「口語法調査報告書」と「口語法分布図」は十分に資料分析が行なわれているとは言いがたく、両者の間に見られる相違・矛盾については、全くといっていいほど研究されていない。 そこでこの研究では「口語法調査報告書」を詳細に分析し、データベース化を実施する。分析を通じて幾多な新事実が発見された。データベースは資料として公開し、分析・研究編も別途刊行する。分析研究編の内容は以下の通り。第一章作業の概要。第二章地点の概要。第三章データベースの概要。第四章回答に見られる表記の問題。第五章地域別回答傾向。第六章「口語法分布図」との対照に関する諸問題。付録(1)作業分担者一覧、各項目凡例など。(2)「口語法調査報告書」序言、口語法分布図に関する注意及び分布図目録。(3)各府県口語法調査区域一覧。
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