研究課題/領域番号 |
08454059
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・核・宇宙線
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研究機関 | 東京工業大学 (1997) 東京大学 (1996) |
研究代表者 |
岩崎 雅彦 東京工業大学, 理学部・物理学科, 助教授 (60183745)
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研究分担者 |
石川 隆 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (60176162)
中村 哲 理化学研究所, ミュオン科学研究室, 研究員 (50280722)
早野 龍五 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (30126148)
赤石 義紀 東京大学, 原子核研究所, 教授 (50001839)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1997年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1996年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | K中間子 / CCD / X-線 / 強い相互作用 / X線 |
研究概要 |
K中間子原子のX線精密測定は低エネルギー極限でのKN相互作用を知る上で最も基礎的かつ重要な実験である。我々はこの問題を解決すべく独創的な方法による実験を文部省高エネルギー物理学研究所(KEK:現・高エネルギー加速器研究機構)においてK-pのX線精密測定を行い,初めて有為なX線を確認し,負のK中間子と陽子の複素散乱長を決定するのに不可欠なデータを得た。ただし,これのみでは相互作用のアイソスピン依存性を調べることは不可能である。このため,全く新しい実験手法(超低速K中間子及びCCDX線検出装置)を用いてこの領域の物理を解明しつつある。 本年度で、実験装置の冷却・加圧テストが終了し、テストビームによる予備実験が開始された。これによって、本研究に必要とされるエネルギーの決定精度は6keVで2^〜3eVと極めて高いため、検出器の長期安定動作が極めて重要になる。CCDの低温動作点における高精度の温度制御、エネルギーの絶対値の較正、高放射線下での検出信号の安定性のモニターなど、様々な研究開発が終了した。 加速器の立ち上げが、予定より大幅に遅れているため、本実験の開始が遅れているが、解析にはあなり時間を必要としないため、立ち上がり次第、新たな成果を発表できる見通しである。
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