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GISを活用した都市交通のインターモーダルプランニング

研究課題

研究課題/領域番号 08455233
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 馨一  北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00091455)

研究分担者 高野 伸栄  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (60221355)
加賀屋 誠一  北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70091436)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
キーワードGIS / 路線計画 / 土地利用計画 / インターモーダル / 用途地域制
研究概要

Geographic Information System(GIS)は、わが国では「地理情報システム」と呼ばれるデジタルマッピングシステムであり、コンピュータ上で地図情報を取り扱うためのツールである。本研究はこのGISを都市交通計画に活用するシステムを開発し、現実に検討されている交通計画の総合評価を行ったものである。
[平成8年度]
1)GISの機能について研究を行い、テクニカル・スキルを高めた。GISの機能を大きく分類すると、データベース機能と解析・処理機能に分けられる。
2)GISソフトのARC/INFOを用いてGISデータを作成した。このデータは市町村カバレッジ、道路カバレッジ、鉄道カバレッジのレイヤー構造となっている。研究の対象地域を札幌圏北部地域とし、人口、面積、道路等のデータ入力を行った。
[平成9年度]
1)ボロノイ図理論を用いて交通システムの利用圏を求め、GISのデータベースとした。このボロノイ図とは、「施設の利用者は居場所から一番近い距離の施設を選択し、施設までの距離は直線距離で判断する」という仮定のもとで描かれた幾何図形をいう。
2)新交通システムの路線計画図から駅を定め、人口密度カバレッジとボロノイ図から得られた利用人口、歩行距離から平均所要時間を算定した。
3)新交通システムの路線案を札幌北部圏に居住する人々の平均所要時間から評価した結果、いずれも既存のバスシステムより長くなるという結果が得られた。これは対象地域が平坦で広いため、軌道系システムが全域をサービスしきれないことを示している。

報告書

(2件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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