研究課題/領域番号 |
08455306
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・物性
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
香川 豊 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50152591)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
|
キーワード | SiC繊維強化Ti合金 / Ti-15-3マトリックス / インターフェイズ / 金属コーティング / 疲労特性 / 界面力学特性 / SCSコーティング / 界面剥離 / SiC繊維強化Ti / Ti-15-3合金 / プッシュアウト法 / 疲労試験 / 破壊機構 / 特性予測 |
研究概要 |
SiC繊維強化Ti-15-3複合材料の耐疲労特性を向上させるために、界面に新たなインターフェイズ(Interphase:中間層)を用いる方法を提案するとともに、実験的に耐疲労特性が向上することを検証した。SiC繊維のSCSコ-ィング表面にCu/Mo、Cu/Wの二重金属コーティングをPVD法により施した。HIP法を用いてその繊維をTi-15-3マトリックスと複合化した。得られた複合材料の界面力学特性の測定、ノッチレス試験片を用いた疲労試験を行った。その結果、本研究で用いた二重金属インターフェイズ層により耐疲労特性が向上することが確かめられた。インターフェイズ層の導入により耐疲労特性が向上する機構は、インターフェイズ層によりSiC繊維表面のSCSコーティング層のSiC繊維からの剥離が防止するためであると考えられた。
|