研究課題/領域番号 |
08455421
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井上 祥雄 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50005518)
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研究分担者 |
大井 秀一 東北大学, 大学院・工学研究科, 講師 (00241547)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | カチオン性パラジウム錯体 / カチオン性ロジウム錯体 / 一酸化炭素 / ヒドロエステル化 / ヘテロDiels-Alder反応 / アリールスズ / パラジウム錯体 / カチオン性錯体 / Diels-Alder反応 / ロジウム錯体 / ヘテロDiels‐Alder反応 / スチレン / ジエン / ジエノフィル / ヒドロエステル化反応 |
研究概要 |
1. カチオン性パラジウム2価錯体を用いる新規触媒反応の開発研究 (1) カチオン性パラジウム2価錯体を触媒として用いることにより、アルデヒドと活性化されてないジエンのヘテロDiels-Alder反応が進行することを新たに見出した。 (2) カチオン性パラジウム錯体を触媒として用いることにより、一酸化炭素、メタノールより、スチレンの位置選択的ヒドロエステル化反応が進行することを見出した。 (3) カチオン性2価パラジウム錯体を触媒として用いることにより、3-ブチン-1-オール類の新規シクロカルボニル化反応が進行し、5員環ラクトンのほかに6員環ラクトンが生成するという新反応を見出した。 (4) カチオン性パラジウム錯体を触媒として用いることにより、1,4-ジオール類のカルボニル化反応で、フルギド類が選択性よく合成できることを見出した。 (5) カチオン性パラジウム錯体を触媒として用いることにより、一酸化炭素とひずみのあるアルケンの新規2,3量化が進行し、ラクトン類が生成することを見出した。 2. カチオン性ロジウム錯体を用いる新規触媒反応の開発 (1) カチオン性ロジウム錯体を触媒として用いることにより、アリールスズを用いるアルデヒドの新規アリール化が進行し、アルコール類が生成することを見出した。 (2) カチオン性ロジウム錯体を触媒として用いることにより、アリールスズを用いるα,β-不飽和ケトンへの共役アリール付加反応が進行することを新たに見出した。
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