研究課題/領域番号 |
08455468
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大和 裕幸 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50220421)
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研究分担者 |
渡辺 岩夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (70010890)
小山 健夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10010696)
伏見 彬 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10272379)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | エージェント指向 / KIF / KQML / 造船設計 / KADS / 知識システム / CAD / インテリジェントシステム / エージェント指向システム / 設計問題 / 人工知能 / 構造設計 |
研究概要 |
本研究においてはエージェント指向設計システムの研究として、以下の3つの柱を設定した。すなわち、 (1)システム全体構成と知識の獲得と運用 (2)ネットワーク上の異機種間におけるエージェントの構成手法 (3)エージェントのアーキテクチャのあり方 である。これらは相互に密接な関連を持ち、内容的に分かちがたい視点を明確にするためにこのような設定とした。本年度は、この(2)、(3)に注力し、さらに全体の取り纒めを行った。 (2)については、KIF(Knowledge Interchange Format)という、交換規格を用いて異機種間での知識のやり取りを行うシステムを構築し、実際に船殻・艤装設計を行うシステムを構築し、設計に必要な知識内容の表現手法につき検討した。この際、問題として設定した交換規格そのものよりも異なるドメインの知識システム間での協調のあり方のほうがむしろ問題であり、競合がエージェント間で解消しないとき人間により高度の判断を任せるCoordinatorエージェントを提案している。 (3)については、エージェントそのものの構成法を検討することとし、複雑なコンフリクトの生じない数隻のタグ・ボ-トが協力しながら大型船を着桟させるシステムを構築した。 これで、各エージェントを三層モデルで表現し、状況認識、知識ベース、通信、協調手法についての整理を行い、具体的な構成法の検討を行った。 また最終年度として、報告書の取り纒めを行った。
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