研究課題/領域番号 |
08456049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
塚越 規弘 名古屋大学, 農学部, 教授 (50115599)
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研究分担者 |
加藤 雅士 名古屋大学, 農学部, 助手 (70242849)
小林 哲夫 名古屋大学, 農学部, 助教授 (20170334)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1997年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1996年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | Aspergillus / タカアミラーゼA / キシラナーゼ / セルラーゼ / 転写因子 / AnCP / CCAAT / HAP複合体 / CDAAT |
研究概要 |
これまでにAspergillus oryzae JCM02239から単離した典型的な誘導酵素であるタカアミラーゼA(TAA)遺伝子の構造特性を明らかにし、Aspergillus nidulansを宿主としてTAA遺伝子の発現特性について解析してきた。すなわち、誘導条件ではプロモーター領域に存在するシスエレメントCCAAT配列が高発現に不可欠であり、CCAAT配列と特異的に結合する転写促進因子AnCPにより、TAA遺伝子発現が高進することを示した。 本研究は再生産利用可能な糖質資源の高効率利用を目標に、これまでのタカアミラーゼA遺伝子に関する解析成果を更に分子レベルで詳細に解析するとともに、セルラーゼ、キシラナーゼ等糖質資化に関わる糖質関連酵素群の遺伝子発現特性ならびに制御系のネットワークを分子レベルで解明し、広範な多糖類を基質とした糸状菌の高度利用に新局面を拓く事を目的とした。実際には、アミラーゼ、セルラーゼ、キシラナーゼ遺伝子群の誘導発現機構をタカアミラーゼAを中心して解析するとともに、転写促進因子AnCP(CCAAT結合因子)の単離とAnCP遺伝子の分離を試み、CCAAT配列結合因子の一成分HAPCを分子生物学的に解析した。発現抑制に関しては、カタボライト抑制因子CREAのタカアミラーゼA遺伝子プロモーター上での結合特性について解析した。また、発現誘導に関してはシスエレメント(SRE)の特定と結合因子SREBの存在を示唆した。セルラーゼについてはA.nidulansよりCMCで誘導されるeglA遺伝子を分離し、塩基配列を決定した。キシラナーゼについてはC.gracileに由来するcgxA遺伝子の発現を抑制するシスエレメントならびに抑制因子の存在を示し、また、A.oryzaeに由来するeynFI遺伝子のプロモーター領域の解析を行った。
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