• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

農産物卸売市場の機能と制度に関する理論的実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08456110
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 農業経済学
研究機関京都大学

研究代表者

藤谷 築次  京都大学, 農学研究科, 教授 (30046453)

研究分担者 吉野 章  京都大学, 農学研究科, 助手 (80240331)
新山 陽子  京都大学, 農学研究科, 助教授 (10172610)
武部 隆  京都大学, 農学研究科, 助教授 (30093264)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
1997年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1996年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
キーワード卸売市場 / 生鮮食料品流通システム / 青果物流通 / 食肉流通 / 卸売業者 / 仲卸業者 / 取引に関する公的規制 / 農産物と食肉の価格形成 / せり
研究概要

卸売市場の仕組みを規定する現行卸売市場法の制定からすでに4半世紀を経過し、その間に日本の経済社会は一大変革をとげた。その結果、現代社会が求める生鮮食料品流通システムと現行法制度とは大きく矛盾するようになったのではないかとの疑問が提起され、卸売市場における例外的取引の比重の増大と生鮮食料品の卸売市場経由率の低下傾向を象徴的な事象として、卸売市場の機能の弱体化、制度の見直しの必要などが論じられるようになってきている。
以上の状況をふまえ、本調査研究においては、まず第1に、(1)供給構造(出荷者:農協等産地出荷団体の出荷行動)の変化、(2)需要構造(購買者:量販店等小売業者および外食産業者の仕入れ行動)の変化を、卸売市場に対する外的規定要因としてとらえ、(3)卸売市場における荷受会社、仲卸業者の機能と取引、価格形成の実情と問題点、(4)市場外流通と卸売市場流通の対抗状況、について現状と問題点を明らかにした。青果物と食肉では卸売市場の位置が大きく異なるので、実態調査にもとづいて、それぞれの検討を行った。
第2に、以上の実態調査結果をもとに、卸売市場の機能と制度の今後のあり方を明らかにした。とりわけ、(1)日本の卸売市場の特質であるところの売買取引に関する強い公的規制見直しの方向、(2)出荷者と買出人との構造変化から生じる卸売市場の機能および施設のあり方、(3)卸売市場内業者のあり方、を中心に検討した。
なお、調査は、東京都中央卸売市場(青果、食肉)、大阪市中央卸売市場(食肉)、京都市中央卸売市場(青果)、長野地方卸売市場など、日本食肉流通センター(東京、大阪)、出荷産地(北海道、長野、鹿児島など)、主要量販店および物流センター、主要大手食肉加工メーカーおよび大手食肉卸売業者などについて行った。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi