研究課題/領域番号 |
08457030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
野々村 禎昭 帝京大学, 医学部, 教授 (80009993)
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研究分担者 |
大見 和広 東京大学, 医学部, 助手 (90251214)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | Vascular smooth muscle / Stem cell if undifferentiate smooth muscle / Treatment of image / p53 knock out / p53 LMACO1 / Subclone of p53 LMAC01 / 血管平清筋未分化幹細胞 / ゲルゾリンファミリー74KD / 動脈硬化の成因 / p53ノックアウトマウス / 分化平清筋株 / ノルアドレナリン / Caオッシレーション / 血管平滑筋 / ノックアウトマウス / 5-アザシチジン / h-カルデスモン / ミオシン / カルシュウムレスポンス / ビデオ・コンピューターシステム / 平滑筋株化細胞 / p53ノックアウト / 分化平滑筋株 |
研究概要 |
以下の3方向から本研究を行った。 1.全ての研究で光顕、電顕像の結果をパーソナルコンピューターPC)にとりこみ、画像処理、計測を行った。この過程は、平滑筋収縮抑制剤(ミオシン軽鎖キナーゼ抑制による)Wortmannisを使って各方面でのアプローチを行った。(文献 : Hosoya et al. ; Suzuki et al.)、一方、脳出血モデルスパスム誘因を画像処理でCa^<2+>の通過性増加を明らかにした。(Kim. et al.) 2)上記手法を用いて、培養血管平滑筋と牛大動脈組織を用いた研究から、未分化平滑筋を産出する幹細胞を発見した(大見 他)。そもそも、平滑筋中膜に僅か、この細胞は混在しておりており、初代培養で大人の中膜を使うと、必ずこの細胞をとってしまう。この細胞は、胎児血清存在下で一見、形態的には細長く平滑筋的である未分化細胞に変化していく性質があり、強い増殖性をもっていて、やがてこの細胞が主を占めてしまう。一方、この細胞はビデオで48時間連続観察し、PCで処理して、幹細胞(米粒様細胞)から創り出されることを示すことが出来た。組織内には、内皮中にあり、動脈硬化の時、強く増殖する。これらの結果は現在教科書的に確立しているRossを中心にした考え方を全く否定するもので現在、未だ発表していないが、一応報告する。 3.P53ノックアウトマウスからP53LMACO1を得、これとサブクローンして、非常に分化した細胞を得た。現在P53LMACO1は2報(Ohmi, et al., Masuda et al.)出し、サブクローンの発表にとりくんでいる。
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